お金がなくても結婚したら幸せになれる?お金がない夫婦の円満の秘訣
更新日:2023年10月4日
こんにちは、コウスケです。
僕ら夫婦は結婚とほぼ同時期に
移住を決めましたので
僕は無職になった状態での夫婦生活スタートでした。
今でも新婚生活を思い出すと
お金がない
この一言に尽きます。
若者は結婚しないのではなく
お金がないからできないのだ
とマスコミは報じます。
年収が低いから
非正規雇用だから
将来が不安だから
確かに一理あります。
お金がない結婚生活は
想像するだけで大変そうです。
いや、僕の実体験から言わせていただくと
間違いなく大変でした。
でも、愛があればそんなこと乗り越えられるのでは?
と思うロマンチストの皆さんのために
お金がない状態で結婚して
かつ幸せを感じるためにはどうすれば良いのかを
我が家の壮絶なる新婚生活から
参考にしていただければ幸いです。
働くよりも家族優先?価値観の擦り合わせは必須
冒頭にも書きましたが、
新婚早々僕は
彼女の住む北海道に移住することになりました。
当時僕は複数の団体の運営をしながら
フリーランスとして
様々なプロジェクトに関わっていました。
その団体もプロジェクトも
全部整理して移住したのでした。
北海道は親戚もいないし
知り合いもほとんどいない。
さてどこに就職しようかと考えていた僕に
初めての出産を半年後に控えていた妻は
「外で働かないで!でもお金は稼いで!」
と無茶振りされる始末。
当時はリモートワークなんて言葉はありませんでしたし
フリーランスも今ほど多くはありませんでした。
これ、どうするよ?
と思い妻と色々話し合いを行いました。
どんな生活をしていくのか
大事にしていきたいのはどんなことか
などなど。
そこで得た結論として
お金よりも新しい生活への順応
出産を控えナーバスになっている妻へのケア
を優先することになりました。
ここの合意ができないと
どちらかが我慢したり
不満を持ったりします。
お金はない
という現状を夫婦二人で受け入れること
お金がなくても幸せになる夫婦のスタート地点は
価値観の擦り合わせになります。
当時の状況はこちらの記事にもまとめています。
お金がないなら作ればいいじゃない!創意工夫は夫婦の命綱
お金がない
とつぶやいてみたところで
お金は増えません。
ライブ配信したら
もしかしたら投げ銭をしてくれるかもしれませんが、
当時僕らにはそんな知識もスキルもありませんでした。
ならばっ!!!
お金がないなら頭と体を使うまで!
お金がないなら野菜を作ればいいじゃない
お金がなくても
お腹は空きます。
生きるためには食うことが不可欠。
そこで我々は
買えないなら作ればいいんじゃない?
という結論に至りました。
自宅から少し離れた場所で家庭菜園をやっている友人がいました。
なんでも、結構広い畑を借りて
数家族でシェアしているそうで、
「混ぜて!!」
とすかさずお願いし家庭菜園を始めることに。
当然、野菜なんて作ったことはありません。
友人や仲間たちに教えてもらいながら
なんとかかんとか野菜を育てることに成功しました。
でも野菜だけじゃ食卓は成り立たない!
日本人なら米が必要だ!
ということで
田んぼも始めることになります。
仲間と耕作放棄地を借りて
開墾してお米を作ってみました。
野菜と米
これが自給できると
ひとまずは食うことができるので
精神がかなり落ち着きましたね。
お金がないなら家はDIYすればいいじゃない
田んぼをやるのには都市部は難しかったので
札幌から片道3時間半離れた田舎で行いました。
すると、通うのが難しくなる。
友人宅に家族で泊めてもらうのも限界でしたので
田舎に家を借りることにしました。
なんとか持ち主が亡くなって
そのままの一軒家を借りることに成功しました。
中の荷物の処分と掃除、
そして住みやすいように自分たちでDIYすることに。
リフォームするのには莫大なお金がかかります。
廃材を集めたり
ホームセンターで木材を買ってきたりすれば
かなりお安く直すことができました。
もちろん、DIYなどやったことはありませんでしたが
そこはネットで調べたり
プロに教えてもらったり。
頭と体を使うのです。
お金がないなら家具は貰えばいいじゃない
生活をするのに必須なのは家具。
家電もそうですね。
テーブルもイスも
テレビも冷蔵庫も
so expensive!!
非常に、高価っ!
生活必需品を揃えるだけで
いくらお金を費やさなければいけないのでしょうか。
食うに困っているというのに。
そこで我々はSNSに
欲しいものを列挙してみました。
すると、
引越しをするから
新しいのを買い替えたから
と色々と家具家電をもらえました。
大変ありがたい!!
しばらくは貰い物で生活をしていました。
やはり必要なもの
欲しいものは見える化することで
実現するものですね。
丁寧に暮らせばお金は最小限でも可能!?
妻がよく言っていたんですよ
「丁寧な暮らし」
って。
ご飯は季節の食材を使い
掃除は掃除機じゃなくてホウキを使い
手間暇かけて暮らしを営む。
雑誌『天然生活』みたいなライフスタイル。
食べ物は自給して
仲間とコミュニティ内で
物々交換をして
必要なものは作るか直すかする
実際、今から数年前までこのような生活をしてみたところ
月に10万円もあれば生活ができました。
10万円はどうしても現金じゃないと払えないもの。
家賃や光熱費、
税金、燃料費
テッシュペーパーなどの生活必需品などです。
月に10万円くらいなら
コンビニでバイトしても
クラウドソーシングで受注しても
メルカリで不用品を売っても
誰でもなんとかなる程度の金額です。
丁寧な暮らしをすれば
出費はかなり抑えることが可能でした。
幸せとはお金じゃない!でもやってくるお金の限界
丁寧な暮らしをしていても
月々の出費は増えていったことが
当時の僕らの悩みでした。
月に10万円だと
夫婦二人だけだったり
子どもが幼いうちはなんとかなっていたのですが、
子どもの成長に伴って
お金がどんどんと必要になってきたのです。
子どもの本
子どものおもちゃ
子どもの服
などなど
普通に生きるために必要なものが
どんどん増えていきます。
そしてそれらは成長とともに
買い替える必要がある。
自分たちは『丁寧な暮らし』をすることで
満足できるとしても
子どもたちが欲しいものや
必要なものを我慢させるのは
ちょっと違うのではないか
と考えました。
子どもたちが
成長するために必要なものを
用意するにはやっぱりお金が必要になります。
教育は最大の投資だと言われます。
子どもの可能性にベットするならば
可能性を伸ばしたいと考えるのであれば
ある程度のお金は必要になるのです。
『丁寧な暮らし』に憧れて
清貧を実践してきた僕ら夫婦がぶつかった壁
そしてお金に向き合おうと決めたのは
子どもの教育がきっかけでした。
まとめ
お金がなくても愛があれば結婚はできます。
またその逆も然り。
デヴィ夫人曰く
「お金があれば愛がなくても結婚はできる」
のです。
どんな結婚生活を望むのかは自分たち次第。
ただ、このご時世
給料が上がらない
給料が低い
だから結婚ができない
と最初から諦めるのではなく
愛する人と一緒になるためにはどうすればいいか
を本気で考えてみるのも愛。
お金がなければ頭と体を使う。
そうすれば意外となんとかなるものです。
結婚とは
アイディアと工夫と我慢で
コンテニュー可能です。
さあ!悩んでいるくらいなら頭を捻ってみましょう!
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