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  • 執筆者の写真コウスケ

なぜ男は悪女を好きになってしまうのか?日本三大悪女VS中国三大悪女

更新日:8月28日



 

僕が高校生の頃、

ファイナルファンタジーⅧ

というゲームが流行りました。

 

ヒロインはリノア。

男性諸君であれば、

リノアがいいとか

キスティスがいいとか

セルティがいいとか言うわけですよ。

 

その中で、僕はなぜか

イデア(魔女)がいいと言って

周囲から浮いていました。

 

スターウォーズであれば

クイーン・アミダラが好きだったし、

ディズニーの

マレフィセントなんかも割と好きです。

 

魔女系が好みだったのかもしれません。

実際、結婚したのも

めっちゃ怖い魔女系女子でした。

 

女が不良など悪い男に惹かれる

という話はよく聞きますが、

男だって悪い女に惹かれたりするものです。

 

なぜ悪い女に惹かれてしまうのか、

そのメカニズムを研究してみました。

 

ついでに日本と世界の有名な悪女についても調べて、

その相手の男がどんな人だったのかも

まとめてみたら、

悪女好きの男の共通点が見えてきました。



 

なぜ悪女に惹かれてしまうのか?

 


悪女に惹かれてしまう男性のメカニズムには、

いくつかの心理的要因が

関係していることがわかりました。

以下に、その主要なメカニズムを説明します。

 

 

危険性と刺激の魅力

 

悪女と呼ばれる女性は、

リスクを取ることや

ルールを破ること、

常識とは違う行動をとりがちです。

 

彼女たちは一般的な社会的規範に従わず、

その結果、男性にとっては

新鮮で刺激的な存在に映ります。

 

リスクを伴う関係は、

通常の安定した関係とは異なり、

興奮やアドレナリンを引き起こします。

 

パチンコなどのギャンブルも

それに当たりますね。

 

これは、人間の脳が新しい経験や

刺激を求める傾向にあるため、

男性が悪女に惹かれる一因となっています。

 

 

未解決の心理的課題

 

男性が悪女に惹かれるのは、

彼自身の未解決の心理的課題や

過去のトラウマに起因する

と言われることがあります。

 

例えば、

過去に母親との関係が不安定だった男性は、

無意識のうちに

同じようなパターンを

繰り返そうとすることがあります。

 

そのため、支配的だったり、

感情的に不安定だったりする女性に

引き寄せられることがあります。

 

 

支配欲と挑戦心

 

悪女は美しく高嶺の花的であり、

男性にとっては「手に入れがたい」存在です。

 

この手に入れがたさが、

男性の支配欲や挑戦心を刺激し、

彼女を自分のものにしたい

という欲求につながります。

 

これは、競争心や

自己肯定感を満たすための

一種のゲームとして

捉えている側面もあります。

 

 

矛盾した魅力

 

悪女は一見すると、

外見や態度が魅力的でありながら、

内面では計算高かったり、

他人を操ったりすることが多いのが特徴です。

 

この矛盾した要素が、

男性にとっては謎めいていて、

より一層惹かれる原因となる

と言われています。

 

男は、彼女を

「理解したい」

「救いたい」

という欲求を感じることがあり、

これが悪女の魅力を生んでいます。

 

 

強い個性とカリスマ性

 

悪女には

強い個性やカリスマ性があります。

 

これが男性にとっては

非常に魅力的に映ります。

気持ちはすごくわかります。

 

強い意志を持ち、

自分の意見をはっきりと言う女性は、

男性の中には「自立している」と感じさせ、

他の女性とは違った魅力を

感じることができるからです。

 

普通じゃないもの、こと

が好きな男性には

理解できるのではないでしょうか。

 

 

恋愛依存の心理

 

男女ともに、

恋愛に依存する傾向が強い人がいます。

 

こうした男性は、

強い感情を引き起こす関係を

求めることがあり、

悪女との関係によって

そのニーズを満たします。

なぜなら、悪女との付き合いは

劇的で感情的なアップダウンがあり

彼らにとっては

中毒性のある刺激となるからです。

 

 

日本三大悪女

 

悪女好きにはたまらない、

日本三大悪女を紹介します。

 

諸説あるのですが、

色々と調べた結果

淀殿、北条政子、日野富子

を推している方が多かったので

僕的日本三大悪女に認定します!

 



 

淀殿


 

①人物


淀殿(1567-1615)は、

豊臣秀吉の側室であり、

後に彼の正妻となった人物です。

 

彼女は、秀吉の死後、

息子である豊臣秀頼の母親として、

大坂城で政治の中枢に関わりました。

 

大阪夏の陣にて

敗戦が濃厚となり自決しました。

 

大河ドラマ「真田丸」では

竹内結子さんが演じていました。

 

②悪女と言われる理由


淀殿が「悪女」と呼ばれるのは、

豊臣家の滅亡に繋がった

大坂の陣での彼女の行動が要因です。

 

徳川家康との対立が激化する中、

彼女は家康に従う道を選ばず、

戦いを選びました。

 

特に、家康との和議が成立しそうだった際に、

彼女が戦闘再開を支持したと言われています。

 

息子・秀頼を溺愛し、

政治にも口を挟むことが多く

そしてその判断がことごとく裏目に出ており、

結果的に豊臣家滅亡に繋がったため

悪女として語られています。

 

江戸時代に徳川政権を正当化するために

悪女として描かれた

とする説もあります。

 

 

③旦那さんの人物像

 

淀殿の夫である豊臣秀吉は、

戦国時代の日本を統一した偉大な武将であり、

農民から天下人まで上り詰めた

まさに稀代の英雄です。

 

女好きで、浮気性の割に

子宝に恵まれず、

秀頼も実子ではないという説が囁かれています。

 

女好きなだけに

女性に甘いタイプだったのでしょうか。

 

 

北条政子


①人物


北条政子(1157-1225)は、

鎌倉幕府の初代将軍・源頼朝の妻であり、

北条家の出身です。

 

彼女は頼朝の死後、

幕府の実権を握り、

息子の源頼家や源実朝を支えました。

また、彼女自身が政治的な力を発揮し、

「尼将軍」とも呼ばれました。

 

 

②悪女と言われる理由

 

北条政子が「悪女」と呼ばれるのは、

頼朝の死後に行った

冷酷な政治手段が原因です。

 

彼女は、息子の頼家が失脚した際に、

実の兄弟を含む多くの御家人を処刑したり、

息子の実朝が暗殺された後も

政敵を排除するなど、

権力を維持するために

強硬な手段を用いました。

こうした冷酷な行動が

「悪女」としてのイメージを植え付けました。

 

実際は実弟であり二代目執権である北条義時が

主導したとも言われています。

 

 

③旦那さんの人物像

 

北条政子の夫、源頼朝は、

平安時代末期から

鎌倉時代にかけての武将であり、

日本初の武家政権である

鎌倉幕府を創設した人物です。

 

源平合戦で勝利を収め、

武士による統治体制を確立しました。

 

妻の政子とは、

流人時代に出会っており、

女好きで浮気性であり、

政子には何度か大目玉を食らっています。

 

大河ドラマ「鎌倉殿の13人」では

大泉洋さんが演じていました。

 

 

日野富子


①人物


日野富子(1440-1496)は、

室町幕府第8代将軍・足利義政の妻であり、

室町時代の政治に

大きな影響を与えた人物です。

 

彼女は、夫の義政が政治から退いた後も、

幕府内で強い影響力を持ち続け、

将軍の後継者争いに深く関わりました。

 

 

②悪女と言われる理由


日野富子が「悪女」と言われるのは、

応仁の乱を引き起こした

主な原因とされるためです。

 

彼女は、自分の息子・義尚を

将軍にしたいと願い、

夫である義政との間に

権力闘争が起こりました。

 

彼女の政治的な動きが

戦乱を激化させたとされ、

混乱を招いた元凶として

「悪女」と評されることが多いです。

 

この応仁の乱をきっかけに

戦国時代に突入していくことになります。

 

また富子は

お金を稼ぐ才能があり、

銭ゲバ女としても有名です。

 

正しく「政治と金」を地で行った存在ですね。

 

 

③旦那さんの人物像

 

日野富子の夫である足利義政は、

室町幕府の8代将軍であり、

文化面での貢献が大きい人物です。

 

「銀閣寺」を建てるなど

「東山文化」などを象徴する

文化人でもありましたが、

政治的には無気力であり、

彼の政治力の無さが

応仁の乱という大乱を

引き起こす要因となりました。

 

義政の政治への関心の低さが、

妻の富子に政治的影響力を与える

結果となりました。

 

 

中国三大悪女

 

当初、世界三大悪女

として紹介しようと思ったのですが、

世界には思いの外

悪女が多すぎて(笑)

絞りきれなったため、

意見がまとまっていた

中国三大悪女を紹介することにします。




 

 

呂后


①人物


呂后(紀元前241年頃-紀元前180年)は、

中国の前漢時代の皇后であり、

漢の初代皇帝・劉邦の妻です。

 

彼女は夫の死後、

息子の劉盈(りゅうえい)を

皇帝に擁立し、

実質的に中国を支配しました。

 

呂后は、中国の歴史上初めて

「皇太后」として権力を握った女性であり、

その後の歴史に大きな影響を与えました。



②悪女と言われる理由

 

呂后が「悪女」と呼ばれるのは、

彼女が権力を手に入れるために

残酷な手段を用いたことにあります。

 

特に、夫の側室であった

戚夫人(せきふじん)に対して、

両手両足を切り落とし、

便所に入れて殺すなど

残酷な処刑を行いました。

さらにその息子も処刑するなど、

冷酷な行動が後世に伝えられています。

 

また、呂氏一族を権力の中心に置き、

他の王族を排除するなど、

政治的にも非情な手段を用いたことで

「悪女」とされました。

 

 

③旦那さんの人物像

 

呂后の夫である劉邦は、

中国の礎とも言える、

漢王朝を創始した初代皇帝です。

 

彼は農民から身を起こし、

楚漢戦争で項羽を破って

天下を統一しました。

 

劉邦は豪放磊落な性格で、

人に慕われる才能がありました。

彼を慕った多くの武将たちによって

数多くの戦いで勝利を収めました。

 

劉邦は女好きでも有名で、

正妻である呂后は随分と悩まされたという

記録も残っています。

 

 

武則天


①人物


武則天(624年-705年)は、

中国史上唯一の女性皇帝であり、

唐王朝の時代に権力を握りました。

 

彼女は最初、

唐の太宗・李世民の側室として

宮廷に入りましたが、

後にその息子である高宗・李治と結婚し、

皇后となりました。

 

夫の死後、

自ら皇帝に即位し、

武周という新しい王朝を立てました。

 

中国の長い歴史を見ても、

女帝として即位したのは

武則天ただ一人です。

 

 

②悪女と言われる理由

 

武則天が「悪女」と呼ばれるのは、

権力を手に入れるために

多くの政敵を排除したためです。

さらには自分の子どもでさえも

政敵を陥れるための道具として

殺害したとも言われています。

 

彼女は自分に反対する者を次々と粛清し、

さらには夫である高宗が病に倒れた後も、

実質的に唐王朝を支配しました。

 

また、彼女は厳格な政治を行い、

自分の権力を強化するために

密告制度を整え、多くの敵を倒しました。

 

そのため、冷酷な権力者としての

イメージが強調され、

「悪女」として

語られることが多くなっています。

 

 

③旦那さんの人物像

 

武則天の夫である李治は、

唐の第3代皇帝であり、

高宗として知られています。

 

彼は父・李世民の後を継いで

皇帝となりましたが、

病弱であったため、

次第に政治の実権を

妻の武則天に委ねることになりました。

 

李治は温厚な性格でしたが、

そのことが逆に武則天の台頭を許す結果となり、

彼女が唐王朝の実質的な支配者

となる道を開いたとされています。

 

 

西太后


①概要


西太后(1835年-1908年)は、

清(しん)朝末期に実権を握った女性で、

本名は慈禧太后(じきたいこう)といいます。

 

彼女は咸豊帝の側室として宮廷に入り、

後に彼の子どもである同治帝を産んだことで、

政治的な影響力を強めました。

 

夫の死後、彼女は実質的に清朝を支配し、

長期間にわたって

中国の政治に影響を与えました。

 

 

②悪女と言われる理由

 

西太后が「悪女」と呼ばれるのは、

彼女が権力を維持するために行った

数々の冷酷な行動が原因です。

 

特に、義和団事件などの政治的混乱の中で、

西太后は自分の権力を守るために

改革を遅らせたり、

政敵を排除したりしました。

 

当時清はアヘン戦争で負けた影響で

列強にいいように搾取される存在でした。

そんな中にも関わらず、

西太后は浪費や贅沢な生活を続け、

清朝の衰退を加速させました。

そしてラストエンペラーへと

時代は続くのです。

そのことが「悪女」としての

評価に繋がっています。

 

 

③旦那さんの人物像

 

西太后の夫である咸豊帝は、

清朝の第9代皇帝であり、

アヘン戦争後の困難な時期に即位しました。

 

彼は内憂外患に悩まされ、

国内外の反乱や外国勢力の干渉に

対処しなければなりませんでした。

 

咸豊帝は、帝国の衰退期にある清朝を

立て直そうとしましたが、

その試みは成功せず、

彼の死後、妻の西太后が

実権を握ることとなりました。

 

正室2人、側室16人と妻多めです。

ちなみに、西太后は側室です。




 

 

まとめ〜悪女好きな男の共通点〜

 

日本の悪女と世界の悪女を調べてみて、

旦那さんにある共通点があることに

気がつきました。

 

一つは「女好き」ということ

豊臣秀吉や劉邦に代表されるように

女性関係結構派手です。

女性が好きだからこそ、

普通の女性じゃ物足りなくなって

刺激的な悪女に走るのでしょうか。

 

二つ目は「尻に敷かれがち」ということ

これは足利義政や高宗が当てはまります。

気が弱いから強い奥様に従ってしまうのか、

それとも強い奥様の尻に

敷かれたい願望があるのか。

 

三つ目は「息子がいる」ということ

これは全員当てはまりますね。

武則天と北条政子以外、

息子を溺愛して政権の中枢に据えようとして

ちょっと多めに口出しちゃうタイプ。

 

そして旦那は空気だから

強く言えなくて奥さんに従っちゃう。

 

思い返せば、

僕もその三つ全て当てはまるなぁ。

だから悪女好きなのかもしれませんね。

 

そして悪女好きの末路は結構悲惨・・・。

身につまされます。

 

皆さんはいかがだったでしょうか??

 

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