風俗は浮気？セックスレスとの関係と夫婦の再構築方法
「風俗は浮気なのか？」
という疑問は
我々の親、
いやそれよりもずっと昔から
問われ続けてきた
人類の大きなテーマの一つです。
風俗利用を浮気とみなすかどうかは、
個々の価値観や法的観念、
またセックスレスなど夫婦間の事情によって
異なります。
ただし、どんな状況においても
パートナーに発覚した時には
それなりの対処法が求められます。
風俗に行ったとことがバレた際の対処法と
夫婦関係を修復・再構築するための方法について解説します。
この記事を通して、
夫婦関係における信頼や絆を再確認し、
共に歩んでいくための一歩を
踏み出していただければと思います。
風俗は浮気だと考える人々の意見
この記事を読んでいる方は
妻に風俗通いが見つかった方である
と推測します。
今あなたが欲している言い訳は
次章にて説明しますので、
まずは怒る妻側の意見を知って共感しましょう。
まずは共感、重要ですよ。
結婚の誓いを破った
「風俗は浮気だ」と捉える理由として、
パートナー以外との性的接触が
裏切りに当たるという考えが挙げられます。
結婚というのは
「この人とだけ性的関係を持つ」
という契約であり、
結婚しているにも関わらず
他の異性と性交渉を持つことはおかしい
とも考えています。
「不潔！」
という発言も
ここから来ることが多いと考えられます。
肉体関係は法律違反？
風俗利用は法的に浮気とみなされるのでしょうか。
日本の法律では、
浮気とは不貞行為と定義され、
通常は肉体的関係を持つことが対象となります。
そのため、風俗とは言え
肉体関係にあったのだから浮気だ！
と言われることがあります。
法的には単純な風俗利用は
浮気と認められないケースが多いのですが、
裁判例などでは
道義的責任が問われることもあるので要注意です。
「風俗は浮気じゃない」という人々の言い訳
みなさまお待ちかねの言い訳集です。
実際口論の現場で言えるかどうかはさておき、
知っておくと便利な情報をまとめました。
知識として頭に入れておくと良いです。
風俗は浮気と考えるのはキリスト教の影響である
今の日本の結婚観は
明治時代以降に広まったもので、
西洋のキリスト教の影響を多大に受けています。
キリスト教では浮気を許していませんし、
性的な問題に関しては非常に厳格です。
セクシャルマイノリティは認めていませんし、
自慰行為も本来はNGです。
実は夫婦間でも子孫繁栄のために仕方なく
というのがキリスト教のスタンスです。
日本の歴史は2700年とも言われ
非常に古いのに、
結婚という価値観に関しては
たかだか150年くらいの歴史しかないのです。
本来、日本の性事情はおおらかだった？
前段からの続きとなりますが、
キリスト教が入ってくる前の日本では
性事情は比較的おおらかでした。
経験豊富な人妻が10代の童貞に指南する
「筆おろし」や
夏祭りの際は気に入った相手と致しちゃう乱行、
女性の寝室に忍び込む夜這いなど
ごく近年まで地方では行われていたものもあります。
それが明治時代になって
遅れた文化であるということで
取締の対象となりました。
今の貞操観念や性の価値観は
日本古来のものではなく、
ごくごく最近出来上がったものですよ
という話です。
人類最古の職業、風俗産業
風俗産業は人類最古の職業だと言われています。
古代バビロニアでは
「聖娼」という制度があり、
女性は神の神殿で必ず行わなくてはいけませんでした。
また、紀元前4000年頃のシュメール神話にも
お金を払って女性と性行為をする
という逸話が残っています。
古代は女性の立場が
今よりもずっと弱いものでしたので
単純に現代の価値観と比較はできませんが、
風俗産業というのは昔からある
ということは言えます。
性処理であって浮気じゃない
具体的なエピソードを紹介します。
三冠王も獲得した
元プロ野球選手の落合博満は
大の風俗好きで知られていました。
それを信子夫人に問い詰められた時、
「風俗は性処理。何が悪い」
と奥さんに堂々とのたまったそう。
こんなにも堂々と言えるものなのか？
という疑問は残りますが、
（僕は絶対に言えません！）
風俗はサービス業であり、
感情の伴わない一時的なものである
と言うことはできるのではないでしょうか。
セックスレスと風俗利用の関係性
風俗を利用した理由を問われれば、
風俗に行きたくて行っているわけじゃない
と言えるのではないでしょうか。
もちろん、好きで行っている人もいるでしょうが、
奥さんに問い詰められて
そう答えるバカはいませんよね。
その時に最大の理由となってくるのが
セックスレス
です。
セックスレスが生む孤独感と欲求
日本のセックスレスの割合は非常に高く、
日本家族計画協会とジェックス株式会社が実施する
「【ジェックス】ジャパン・セックスサーベイ2024」
では、婚姻関係がありながら、
性交渉が1カ月以上ない人の割合が
6割以上という結果が公表されました。
セックスレスは
多くの夫婦にとってごく身近な問題であり、
それによって精神的な孤独感や
性欲の不満が生じることがあります。
心理学者ヘレン・フィッシャーは、
性的接触の欠如は
自己評価の低下や
心理的孤独に繋がりやすい
と述べています。
セックスレスが風俗利用を引き起こす背景
セックスレス状態が続くと、
性的欲求を満たすために
風俗を利用するという選択肢が
脳裏をよぎります。
イギリスの研究によれば、
夫婦間の性的満足度が低い場合、
パートナー以外との性的接触に
頼りやすい傾向があることがわかっています。
別にお互いがしたくないわけじゃないのに
頻度やタイミングが合わないことで
セックスレスになってしまう場合もあり、
その穴埋めとして風俗を利用してしまうのです。
風俗利用がセックスレス解消のきっかけに？
風俗利用が夫婦関係に
悪影響を及ぼすこともあれば、
解消のきっかけになるケースもあります。
性科学者のアルフレッド・キンゼイは、
「性的満足は関係維持の重要な要素」
と述べており、
風俗によって満足しているからこそ
パートナーに優しくできたり
関係性が良くなることもあります。
風俗利用がパートナー間のセックスレスを
悪化させる場合もあれば、
関係改善に繋がる場合もあるということです。
パートナーに風俗利用が発覚した場合の心構え
風俗に行っていたことがもしバレたら？
その際の心構えと対処方法についてまとめました。
信頼の回復に向けたコミュニケーション方法
冷静に話し合うことがまずは必要です。
相手が感情的なうちは
まだ話し合いのステージに立っていないと捉え、
じっと我慢することが必要。
相手の行動に対する理解を深め、
感情を正直に共有することで、
信頼関係を再構築できる可能性が出てきます。
言い返してはいけません。
ただただ聞くのみです。
ひと通り感情を吐き出してもらって、
落ち着いてから言い訳を始めましょう。
互いの気持ちを尊重した話し合いの進め方
風俗利用の背景には、
自分自身が抱えている孤独や
欲求の不満が隠れています。
そのことを率直に伝えましょう。
小手先の言い訳よりも
原因や要因がはっきりとしていた方が
じゃあこれからどうした良いか
という話し合いにも進みやすくなります。
感情を吐き出してもらう
↓
相手をの気持ちに共感する
↓
自分自身の不満を伝える
↓
これからどうするか
という流れです。
夫婦関係の再構築に向けてできること
風俗利用したことで
即離婚！
というのは皆さん想定していないと思います。
基本的には再構築、ですよね？
そのためにできることを紹介します。
セックスレス解消に向けた取り組み
セックスレスの解消には、
リラックスした雰囲気や
スキンシップの増加が有効です。
心理学者の研究によると、
親密な関係を築くためには
時間と努力が必要とのこと。
前述した落合博満氏の風俗利用の事例で
信子夫人がとった行動は
「風俗ごっこ」
をするというものでした。
信子夫人は雑誌などで
風俗とはどのようなプレイをするのかを勉強し、
夫に提案したそうです。
すると、落合さんの風俗通いが
ピタッとなくなったとか。
カウンセリングや専門家のサポートを活用する
夫婦関係の改善には、
専門家のサポートが大いに役立ちます。
カウンセリングは
互いの気持ちを深く理解し合う機会を提供します。
なかなか友人や身近な人に
相談しづらい内容だからこそ、
専門職であるカウンセラーを利用するのです。
セックスレスや信頼関係の再構築に向けて、
専門家の意見を参考にすることで、
自分たちに合った
より効果的な解決策を見出すことができます。
今後のパートナーシップの維持と発展に向けた対策
信頼関係を取り戻した後も、
夫婦としての関係を良好に保つ努力が求められます。
定期的なデートや
共通の趣味を持つことが、
パートナーシップの維持に繋がります。
今後の夫婦関係を築き上げるための努力が、
互いの幸福に繋がることでしょう。
まとめ
風俗利用が浮気に当たるかどうか
についての判断は、
法律的な見解や文化的背景、
そして個人の価値観によって変わります。
この記事では、
浮気とみなされる理由や、
そう考えない意見を整理し、
セックスレスが風俗利用に与える影響、
また夫婦関係の再構築に向けた
実践的なアプローチを紹介しました。
夫婦関係において信頼は重要な柱です。
風俗利用の発覚が信頼を揺るがしたとしても、
対話を通じてお互いの気持ちを尊重し、
適切なサポートを活用することで、
関係を修復する道が見つかる可能性があります。
セックスレスなど夫婦間の課題を直視し、
共に解決に向けた努力をすることが、
パートナーシップの強化に繋がります。
風俗の利用やセックスレスは、
夫婦関係の試練であると同時に、
互いのニーズを再認識し、
成長するための機会でもあります。
本記事を通じて、
対話を始めるきっかけをつかみ、
共により良い未来を築く一助となれば幸いです。
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